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モノづくりの現場を見学して

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2月21日にTASKの工場見学ツアーに参加しました。
TASKとは台東区、足立区、荒川区、墨田区、そして葛飾区の5区共同の産業活性化プロジェクトです。
この
5区だけで23区内にある4割の工場が集約されているというので、驚きです。
私自身も足立区に住み、普段からモノづくりになんとなく囲まれている雰囲気は理解できるものの、一度も工場に足を踏み入れたことがなく過ごしてきました。

 

今回の目的は、モノづくりに携わる現場の人の想いに触れること。

モノづくりというと、出来上がった物を見てみたい、またはそのプロセスや工場に興味がある方が多かったのですが、
私はモノづくりといえども作っているのは人間、その人達がどういったことを今感じているのかを知りたく、色々と質問しながら回りました。

 

今回のコースは下記のとおり。

Aコース(金属・樹脂コース):()ミヨシ石川金網()→()日興エボナイト製造所東日本金属()→co-lab墨田亀沢

 

どの現場を見ても共通して感じたことがあり、その観点を4つにまとめてみました。

 

・経営者の信念

3代目の社長が代表となりご説明してくださるパターンが多かったのですが、どの社長も先代から引き継いだ会社の軸となる信念を強くお持ちである、ということが分かりました。
非常に明確に打ち出しているので、社員がそれに共感し、長く一緒に協力していきたい、どうにかしてこの社長のために貢献したい、という思いが自然に生まれてきているのかな、という雰囲気を読み取ることができました。

これは一般企業と違い、簡単そうでとても難しいことではないのでしょうか。
おそらく新入社員のための研修もないでしょうし、完全なる経営者の影響でしか社員の心を動かすことができないのです。
だからこそチームワークをしっかりと組み、家族のような一致団結した集団が工場にあるのかな、と感じています。

 

・明るく楽しい現場作り

工場というと、職人さんたちが無口でひたすら作業に打ち込んでいる様子を想像されるかもしれませんが、どの工場に入っても明るくはつらつとした声でご挨拶をいただきました。
冗談を交えたり、会話を挟みながら楽しく働ける現場を意図的に作っている、それは厳しい視点でモノを作るという立場だからこそ工夫されていることなのかもしれません。

 

・時代の変化

原材料を使って昔ながらの商品だけを作っている工場は1つもありませんでした。
時代の流れと共に世の中のニーズが変化し、対応していかなくてはならない。
そのために試行錯誤してどうにかニーズに対応するのみならず、さらに発展して成長し続ける工場でなくてはならない、だからいろんな商品を作ってみたり、市場を変えてみたり、売り方を変えてみたりする。
でも1つだけ変わらなく昔も今もこういった工場が誇れることは、量産ではなく
11つ丁寧に作る職人こだわりの技術。
だからどれだけ機械が普及しても、決して機械には施すことのできない職人技が日本一を守り続けている、そんなプライドを感じました。

モノは誰かに必要とされ、売れなくては市場で残っていけない。
昨日まで売れていたモノも明日には売れなくなる危機感を持ち、変化を受け入れ、柔軟に歩む姿勢が見受けられました。

 

・技術の継承

ほとんどの工場では職人さんの高齢化が進んでいます。機械の前に座るのは社長よりも高齢の方ばかり。
ある企業によると、こういった高齢の職人さんが若い職人に対して教える、ということは技術を習得するまでに相当の長い時間が必要と見込まれるので、不可能に近いことなんだとか。
だから多くの工場では人手を補う一環として最新式の機械を導入していました。
これは単純な作業は機械に任せ、職人しかできない高度な技を確実に次世代に引き継いでいくためでもあるのだとか。
そのために、既に若手の職人を採用している企業もありました。
驚いたのが女性の若い職人さんが工場で楽しそうに手を動かして、汗を流していること。
「モノが生まれるその瞬間を見るのが好きで、今はこの現場にどっぷりはまっています。」と顔をほころばせて語ってくれました。
このワクワク感を肌で感じてくれる女性がもっと横の世代で広がっていく工夫ができないかな、と考えながら聞いていました。

一度消滅してしまった技術はもう2度と再現させることはできない。
どうにかして日本が誇る技術を継承し、さらに広めそこに価値をつけていく、ということがこれからの課題になりそうです。


 

 

どの企業においても日本が自信を持ち世界に誇れる技術がありました。
もっとモノづくりに携わりたい若者が増え、
Made in Japanが当たり前になる世の中になるといいな、と思っています。
そのためには、その現場にいる人にもさらに変化が必要ですし、育成や発信も必要。
コーチという全く異なるスタンスから何ができるのか、まだ答えが出ないまま考えています。

 

 

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