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リーダー育成コーチング&オンライン英会話

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コーチングのきっかけ3

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先週は1on1コーチングとの出会いまでお話ししました。研修との違い、効果の高さからコーチングの魅力をお伝えしてきました。今日はコーチングを受けて、その後職場にどんな変化があり、自分自身がどう変化していったのかというところに着目します。

 

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自分と向き合う時間

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出産を期に産休・育休に入り、その期間をこれまでのリーダシップで上手くいかなかったこと、職場での人間関係、子育てをしながらどう働くか、働くということは何なのか、といったことについてコーチと話す時間に充てました。同時にコーチングを受けるだけではなく、コーチングスキルを学び今後のリーダ業務で役立てたいと思い、日本ではコーチングの草分けと言われるコーチAにて1年半のコーチ育成プログラムを受講することにしました。もちろん自費ですので、かなり本気です。

 

ワーキングマザーの方はご経験上よくご存じになると思いますが、子どもが産まれると働くことの意義を考えるタイミングがあります。子どもを保育園に預けるという行為から、子どもとの時間を犠牲にして働いている、という感覚になるのです。

これまで積み上げてきたキャリアや、時間を投資してきた職場が、それほど価値のあるものなのか?

働き続けることをやめたら、どういった世界があるのか?

ママでありながら、職場でリーダを続けることは可能なのか?

 

コーチとこういったテーマを話し合う中で少しずつ「不安→分解→奥底にあるものを探す」という工程を辿ることを繰り返しました。コーチングでいいな、と思うことのひとつに職場のことだけにフォーカスするのではなく、自然な形で個人の人生全般を見渡し会話が構成されることだと思います。わだかまり、受け入れがたい事実を現時点でどう解釈し、それを未来の自分にどう意味づけするか?それができるのがコーチングだと思います。

 

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リーダ達は皆リーダシップについて悩んでいる!

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コーチAのプログラムは電話でのオンラインクラスでしたので、全国各地から様々な企業に属するリーダ達、経営者たち、外国人などいろんな人と学びの場をシェアしました。電話クラスでは音声が唯一の情報源です。結果として音声から相手の気分を想像したり、言葉の節々から特徴を読み取り、レスポンスを即座に考えなくてはいけないので、音声に敏感になりました。

 

スキルは学びだけではなく、実際に職場の部下・同僚にコーチングを受けてもらい、今度は自分がコーチになり組織全体に影響していく、というトレーニング構成です。それが難しい!まだコーチの卵でしたので、実際に起こる会話はテキスト通りになりません。「今回のセッションもまた何も生み出せなかった」という失敗を繰り返し、なんとかコーチングの枠にはまり、気付きを与えられるセッションになるまでに1年以上要しました。それもそのはず、コーチングの会話は世間話ではないのですから。

 

おそらくコーチングに対してあまり理解をしておらずなんとなく受けてくれた職場のリーダ達、それでもこれまで目の前に積み上げられる仕事を片付けることしか考えていなかったプレイイングリーダから、次第にチームのベクトル、部下の自主性、感情のマネジメントなど様々な視点からコーチと一緒に考えることで、非常にチームの温度に敏感になり、「変わらないことがどれだけ危険か」というアラームに気付くようになりました。

 

 

コーチングの可能性は無限大だと感じています。このシリーズ3回には盛り込みきれなかった魅力がまだたくさんありますので、ご興味がある方はぜひコーチングを一度体験してみてくださいね。


2016年11月04日 04:47 |コメント|

コーチングのきっかけ2

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先週はコーチングとの最初の出会いについて書きました。

コーチングスキルを取り入れたリーダ向けの通い3日の研修に行って、それから職場で実践してみたところでしたね。
今回はその後、どうなったかについて続きをお話ししたいと思います。

 

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研修は即効薬だがハイライトだった

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研修に行った直後1週間くらいは、かなり前向きに物事を考えるようになり、研修で出会った仲間たち(他企業の全く違う業界)と連絡を取り合いながら、上手くいっていること、いっていないことをシェアしていました。
ところが段々とまた日々の忙しさに忙殺され、いつの間にか研修での要素はすっかり忘れ去り、目の前に次々積まれる山を切り崩していく生活に戻ってしまいました。

 

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消化できない評価

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そしてまた半年たち、査定のシーズンになりました。
360度評価を取り入れていたので、部下・同僚・上司の
3方向から評価を受け、そのスコアが数字として渡されます。
そのスコアを見た時、あまりにも信じがたく何かの間違いだと思い、人事に「もう一度計算ミスがないか見てくれ」と依頼したほどでした。
部下からの評価が低く、上司・同僚からの評価は高いという数字の正直な結果を自分事として受け入れられなかったのです。

 

こんなにがむしゃらになり、自らを犠牲にして長時間勤務をしチームの結果を出しているのに、なぜ部下から評価されないのだろうか?

部下が職場に求めていることは何か?

周囲から果たしてどう見られているのか?

 

このフィードバックを受け、最初は自分事として受け入れられず、世の中のリーダとは孤独でだれにも理解されないのだ、と信じていました。

けれどもそれではリーダとして受け入れられないまま、増々部下との溝は深まりまた自分自身が成長していけないことも頭のどこかで理解していました。

まずは部下との距離を縮めなくては。どうしたらいいのだろうか?

 

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甘やかすリーダ

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考えた末に出た行動は、自分の感情に抑制をかけ、部下に優しく接し業務の負荷がかからないようにする、ということでした。
まずリーダとして気に入られたい、という思いが先行してしまったのです。急変したリーダの態度にきっと当時の部下は驚いたことでしょうが、リーダの感情の起伏がなくなったことで表面上は和やかな雰囲気に変わりました。

部下の残業も減り、半年後のフィードバックでは部下からの評価もまずまずの結果となりました。

 

けれどもリーダとしての負担は重なるばかりで、部下に思い切り言えない苦しさも同じ量だけ蓄積していきました。
感情のイライラの部分については、いつ大爆発してもおかしくない状態だったと思います。
当時の部下は仕事に面白さを感じてついてきたのではなく、楽できるチームだから所属してくれていた、のだと今振り返ると理解しています。

 

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1on1コーチングとの出会い

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そんな時に1人のコーチと出会いました。
きけばマンツーマンでリーダの抱える悩みを聞いてくれるのだとか。
こんなことが職業としてあるんだね、と思い疑いながらも試しにコーチングを受けてみることにしました。
手段は最初の
1回目は対面で、その次からはスカイプ、2週間に160分話すというセッションを繰り返しました。

 

これまで同僚、友達、誰に話してもただの「世間話」で終わっていたのに、コーチングでは「解決、行動」という何かしらの結果にリーチできるということにすぐに気づきました。

そして誰にも話せなかった赤裸々な部分も、守秘義務を守ってくれるコーチだから話す気分になる。
なぜならコーチは社外の人間だから、社員となんの関係性もないからです。

さらには会話の先には目標があり、いつもその軸からずれないように見張ってくれます。

2週間に1回だから、忙しい日々であってもそれほど負担にならない。かつ適度に忘れず、行動への促進力となる。

 

さあ、その結果はどうなったのでしょうか?

それは次週のお楽しみ。


2016年10月28日 05:27 |コメント|

コーチングのきっかけ

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趣味やスポーツと同じように、コーチにもコーチングを最初に始めるきっかけがあります。

これまで自己紹介を抜きにしていろんな理論を語ってきましたが、今回は私がコーチングを受けてみよう、コーチングスキルを学んで身に着けてみようと思ったきっかけについて語りたいと思います。

 

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逃げたい毎日

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前職において8人のグループで構成されるチームのリーダを任された時、待ち望んでなったリーダというわけではなく、どちらかというと前任者がいなくなり自然な形でバトンタッチをした、という受け身のスタンスからのスタートでした。
若干
30歳、業界の経験も知識もまだ浅く、その上チームメンバーをまとめるなど雲の上の話のようでした。

前任者が突然辞めてしまったこともあり、目の前に山積みになる仕事が日に日に増え、さらに上司・部下・客の三方からひっきりなしのメール。
本当にどうこれを処理していくべきか、毎日目の下に隈を張り残業しながら考えました。

 

でも答えは浮かばなかった・・・
上司は忙しそうで、業務以外の話をする隙がなかった・・・
正直、リーダという立場から逃げたいと思った。

 

状況は全く変わらないまま半年が過ぎ、新しいメンバーが入ってきたところで一安心と思いホッと胸をひとなでした直後、なんとその新しいメンバー2人が入社後1週間で同時に辞めるという最悪の事態に。

悪いタイミングは重なるもので、重大な事務的ミスが発覚し客からクレーム電話を受けることになり、リーダとしての職務の重さを感じた瞬間でした。

 

なんでこんなに上手くいかないのか?

リーダシップとは一体何か?

日々蓄積するリーダの悩みを相談する相手はいないのか?

自分が見えていないことは何か?

 

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コーチングに触れてみる

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もやもやした気分が晴れないままでいたところ、当時の上司から「コーチングスキルを取り入れたリーダシップの研修があるから、行ってきなさい」と勧められ、「コーチングって何だろう?」と思いながら3日間通いの研修に臨みました。

 

異なる業界から中間管理職と呼ばれる立場のリーダが30名ほど集まる研修。
ファシリテータは質問ばかりを問いかけ、答えを述べません。「それにしても難しい質問だなあ」と思い最初は頭を抱えながら、グループの参加者と話し合っていましたが、進んでいく中で不思議な現象に気付きました。
正解を出すことではなく、互いの思考を探ろう、という方向に皆が自然に動き出したのです。
また誰が決めた訳でもありませんでしたが、互いの意見は否定せず考える材料にする方針になっていったおかげで、怖がらずに意見を述べることができました。

 

その研修は自分の中で深い気づきをもたらし、何かやり方を変えなくてはという決意に結びつきました。
研修の翌日、早速上司に報告し部下と1人1人面談する時間を設けることになり、その結果はとても耳が痛いものでしたが、初めて自分が上手くいっていないことを周囲から直接指摘される良い機会となりました。

 

これがコーチングとの出会いです。

ここからどうしてコーチングを本格的に学ぶことに至ったのかは、また次週のお楽しみ。

 


2016年10月21日 05:55 |コメント|

感情のマネジメントと組織風土の関係性

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スタートアップ企業では、インテリアや音楽に「ユーモア」を交え、楽しむという組織文化を全面に出している企業も少なくありません。
このような企業では社員がリラックスして、笑顔で1日を終える様子が見られます。

 

組織においての感情は、数値で測定しにくい分、これまでないがしろにしがちな部分がありましたが、
風土との関係性とは切っても切れない関係性にあることは、誰しも気付いているのではないでしょうか?

 

シーガル・バーセイドとオリビア A.オニールによると、企業文化という言葉はたいてい、「認知的文化」をさしている、
つまり目標達成への指針としてメンバー間で共有される、知的な理念、規範、成果、前提などが当てはまる、ということです。
Harvard Business Review, July 2016
「認知的文化」は組織が上手くいくか、いかないかに関わる、ということに直接関連する意味で重要ということは、よくわかりますよね。

 

一方、「情緒的文化」はメンバーが共有する情緒的な理念、規範、成果、前提などであり、
これにより職場で人々がどのような感情を示すか、また抑えた方が無難な感情は何かが決まる、ということです。
「認知的文化」との大きな違いは、考え方を軸とするか、感じ方を軸とするか、ということにあります。
考え方を軸とする場合、言葉や行動などアウトプットの部分が占める割合が大きいかと思います。
感じ方を軸とした場合、表情やジェスチャーでの伝わり方が大きいため、全くそれを出さない人もいます。

 

企業がこれまでフォーカスしてきたのは、「認知的文化」の方ではないでしょうか。

特に日本という国においては、「情緒的文化」に対して軽視する傾向にあると感じています。
「私たちの組織には感情がながれていない」ということを聞きますが、そういった組織では社員ひとり1人の感情が抑えこまれているのかもしれません。

 

こういった意味でも冒頭にも示したように組織風土を抜本的に変えたい、良くしていきたいと思うのであれば、
表層的な「認知的文化」だけではなく、「情緒的文化」にフォーカスしていく必要性があります。

 

例えば、楽しむという組織風土を目指すのであれば、目から入ってくるものから笑顔を生み出す、
体感するものから楽しいと感じてもらう、空間に自由に感情を解き放てる居場所を作る、という工夫ができます。

またこれらのことをリーダが自ら率先して実行していかなくてはいけません。
模範になり、自らが楽しんで仕事をする、職場から感じたことを自由に表情や身振りで表現する、
というモデルをすることにより、社員にも伝承していく傾向にあります。

 

企業において見落としがちな「情緒的文化」、感情の交差点にリーダが立ち、方向性と風土への関係性をよく見渡し、
さらにはデータとしてその関連性を収集できれば、今後の成長に役立つのではないでしょうか。

 


2016年10月14日 10:53 |コメント|

礼儀と距離

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先日、ある在日外国人と話している時に「日本人の社会の中で生きていくことに、息苦しさを感じている」との発言がありました。日本人は確かにとても礼儀正しく、丁寧なんだけど、その丁寧さが双方の間に無駄な距離を作り出し、親近感を持てなくなっている、とのこと。さらには「日本人の心が読みにくい、付き合いにくい」という感覚まで抱いてしまっているようです。

 

日本では、よく「おもてなし」という言葉を使い外国から来た人に対し、歓迎の意味を含めて最大限の精神を持ちもてなすのが大切、という意識があります。日本に住む日本人同士の付き合いにおいても、他人様と付き合うのは「おもてなし」精神がどこかに宿っていて、それが一線を引いて付き合う、という感覚を生み出しているのではないでしょうか?

 

米国から帰国した際に、下記に置いて日本人と距離を感じる、と個人的に思ったことを書き出してみました。

 

・他人の家に遊びに行く時は、お土産を持参すること

・はっきりNOと言わず、その代わりに返信が来なくなる

・集団行動を好むみ、皆と同じテイストということに安心感を持つ

・グレーゾーンが好きなので、曖昧な表現でごまかす

・スキンシップが少なく、ボディランゲージが少ない

・心底温かい、家族のよう、という感覚で付き合うようになるには相当な時間と頻度を要す

・言葉使い・礼儀に繊細

 

もう帰国してから10年以上経過してしまったので、上位のことに対して違和感を持つことがなくなりました。つまり、自分自身も上位のようなことを自然に行って過剰な礼儀から相手との距離を広げてしまっているかもしれません。

 

日本人が世界に誇るおもてなしの技で、礼儀正しくあるがゆえに、これだけ海外からの旅行客が絶えない現状となっているのでしょう。一方で、外国人が日本に「住む」となり、長期的に日本人と人間関係を構築する場面になった時、日本人の過度な礼儀が距離を生み出し、ぎこちなさ、付き合いにくさを生じてしまうこともあります。

 

時にはアグレッシブに、ステップインするくらいの感覚で相手の領域に踏み込む積極性も必要になる時代が来ているように感じています。

 


2016年10月07日 06:32 |コメント|

日本のコーチング現状&未来を探る「コーチングが社会に与える影響」座談会レポート

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本レポートは、2016年9月24日に開催された座談会での内容を端的にまとめたものである。尚、ここにまとめられた内容は参加者による個人的な見解であり、コーチングやコーチそのものを批判するものではない。

 

1.コーチングの解釈

部下に主体性を持って取り組んでもらうための手法、苦手な人との関わり方、より良い人生が歩めるようになること、既存している本人の持ち味を引き出してくれる、NLPよりさらに枠が大きく、いいとこどりをしたもの

 

2.コーチングの認知度

コーチングという単語だけは知っている人が多くなってきたような気がする、けれども内容について勘違いをしている人が多い、研修との違いが明確になっていない、内容に誤りがある記載も見られる、コーチング自体説明が難しすぎて周囲に理解してもらうまでに時間を要する、費用が高いので自費で受けるには限界がある

 

3.コーチングの効果

受けてよかった点:セッションの後はテンションが上がる、モチベーションが上がる、周囲とのコミュニケーションが頻繁になり、行動に移すことができる。部下とのコミュニケーションにおいて課題と感じていたことの7割が解決できた

コーチングスキルを学ぶ場においては、コーチのタイプに関わらずコーチングを提供することができるということが理解できたのが良かった

コーチとの会話の中で視野が広がり、自分では気づけないところまで指摘してもらえた

 

有効でなかった点:セッションの翌日になると、テンションが下がる。セッションで決めた目標に対するプレッシャーの部分が大きい。目標そのものの定め方に問題があった。自分自身の成長のみしか考えていなかったので、それを指摘してほしかった

必ず達成しなくてはならない、という強いコミットメントが得られない目標だったため、成長を感じられなかった

コーチングでは解決しない部分、コーチングに限界を感じる部分がある

情報の速度が速い現代において、それほど育成に関して時間をかけていられない

モチベーションが低い部下が大半な事実に対し、コーチングは意欲の高い人に有効に働くと思っているので、事実と相反する部分があり、現場に落とせない

想定された範囲での質問しかされず、気付けば同じことを繰り返し答えていることに枠を超えたセッションでなかった

コーチの経験、人間性がコーチと親密な関係性を構築したいか否かに関連してくる

 

4.コーチングで扱うテーマ

日常の生活、ビジネス、部下育成、人生全般

そもそもあまり人に相談せず、自分で解決してしまうので、コーチに相談したい内容が浮かばない

コーチングで取り扱うには重すぎるテーマと感じ、取り扱うのを躊躇していた

 

5.ビジネスフィールド以外でのコーチングの可能性・未来

人生を豊かにする目的におき、家族とのコミュニケーションに有効

組織に所属しながらも、それだけにとらわれることなく生き方自体を問うことにおいて有効

就職活動における場面で、若者に自分の意見を話せるようにできるツールとして

教育現場において、必須科目に組み込み、デジタル化しつつあるコミュニケーションを抜本的に解決していくツールとする

 

今回の座談会ではコーチングセッションを体験したことがある、またコーチングスキルを身に付ける場で学習したことがある、という対象者だった。これらの情報が現在するコーチ達のさらなる成長の糧として活用されることを期待する。


2016年09月30日 06:23 |コメント|

リーダの気疲れ

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組織リーダ達へコーチングセッションを行う中で、時にはげっそりと疲れ果てた顔をして現れるリーダに会うことがあります。
部門をまたぐ連携作業、内部ミーティングの繰り返し、上司・部下への気遣い、変化の激しい職場などにリーダ達は全てに対応しなくては、という意識で日々頑張っています。
それが疲労を蓄積し、ひどい場合には慢性的な気疲れを抱える、ということになります。

 

リーダ達の気疲れを引き起こす原因と、その対処法には何があるのでしょうか?

 

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共感しすぎるリーダ

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「部下・上司の話を聞いてるということを表すためには、共感が大切なんですよね」

こう述べるリーダ達、真面目に周囲の声に耳を傾け、聞くという姿勢を大切にしていますね。

その一方、共感疲れしているように感じられる部分もあります。

共感する、ということは相手の意見を理解し、自分の意見と異なる部分についてもあえて否定せず、むしろ自分が持っている意見を無理してでも抑え肯定に持っていく、ということですから精神的にとても疲労します。

 

この場合、共感した後のプロセスが大切だと思います。

自分の心の中では抑えられた意見がまだうずうずしている訳ですから、その部分を開放しなくてはすっきりしません。
そこは事実として率直に相手に伝える必要性があります。

相手も自分も本音で事実を言い合える関係性だと、「無理して共感している」疲労感が軽減されます。

 

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変化に対応しすぎるリーダ

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急速に物事が進行する組織の中で、リーダ達は日々変化する指針に合わせ、敏速に対応していく姿勢が求められます。
数時間前に決まったことが、1日の終わりにはまた変更になるということもよくある話です。

人間は元々、保守的に身を固め安全地帯を作りたい、という生き物です。
つまりそれに逆行する環境に身を置くこと自体、疲労を加速する原因なのです。

 

この場合は、なるべくこまめに休憩を取り、十分なエネルギーを補充する、ということが1番の対策だと思います。
ランチ時間、コーヒーブレイクなどまとまった時間を取り、その時間は全ての情報をシャットアウトすることで、外に向いていた意識を自分の内面に向け跳躍していた心を落ち着かせます。できれば場所を変え、リフレッシュできる飲食を取り、ゆっくりとした時間を10分でも確保するといいでしょう。
企業によっては、シェルターのような自分だけの空間を社員に与え、休憩を取らせている場合もあります。

この休憩をとることで、リセットした心によりまた変化の波に対応できる枠が作られる、と思います。
理想的には、休憩ではなく休息(長期休暇)も取れる体制ができると、さらに効果的でしょう。

 

 

疲れが慢性的になると、取り返しのつかないことに進展してしまう恐れがあります。
長期的にリーダを続け、リーダという立場を楽しんで過ごすためには自分のために何をしてあげられるか、考えていくことも大切ですね。

 


2016年09月23日 06:17 |コメント|

ニュースタンダード「聞く」

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先日、ある企業の方とお話しする機会があり、「コーチングスキルの中で、何が一番効果があったと思いますか?」と聞かれました。
私はコーチングスキルを1年半かけて実践と理論を同時進行しながら習得する場所で学びました。
もうあれから2年経過してしまったのですが、コーチングセッションの度に「あ、このスキルをこのクライアントさんに提供したらきっと成長できるだろうな」と考えながら進んでいます。

 

沢山あるスキルの中でNo.1を決めるのは難しいのですが、頻度としては「聞く」ということでしょうか。
言葉通り「聞く」なので耳から相手の言葉を聞いて理解する、ということなのですが、その言葉以上に深いスキルがある、ということがコーチングを学んでからわかり、普段の会話から仕事の場まで幅広い場面でいつも活用しています。

 

果たして普通の聞くとコーチの「聞く」とでは何が違うのでしょうか?

 

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言葉以外を聞いている

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「聞く」というと言葉を聞くというイメージがありますが、私たちコーチは言葉になっていない部分を聞き取るように耳を傾けています。
呼吸のタイミング、目線、表情、しぐさ、フレーズとフレーズの間にできる空間、相槌、など普通だったら気にも留めないですよね。

実はこうした言葉以外のところに、その人の癖や本質が素直に出やすいという理由があります。
特に初対面ですとまだ気をつかってお話しされる場合もありますよね。
でもすぐにその人の軸となるところを理解しようと思ったら、表以外の部分を読み取ると分かりやすいです。

 

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全身で耳を傾け、整理しながら聞く

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全身というのは、必ず話し手の方に体の向きを合わせ、目を見て聞くということです。
耳が話者の方にあるからいいのでは、と思われる方もいるかもしれませんが、話者の方からすると、「本当にこの人、聞く気があるのかな~」と感じることもあり、話そうという気力を減少させてしまいます。

 

整理しながら、というのは言葉通りなのですが2つポイントがあります。

1つ目は「わかったふりをしない、曖昧なことは聞く」ということです。
つまり整理するには、話者が使う単語の意味やパラグラフの関連性を理解していなくては不可能ですね。
そのためには、全体の話の流れと比較しながら、「現在地はここだ、その中でこの人はこれを意味しているのかな」ということを考えながら聞いていく必要があります。
ですから、わかったふりをしていると、いつの間にか現在地がつかめなくなってしまいます。
しかもなるべく早いタイミングで質問するのがベストです。

ただ、あまりにも頻度を上げて質問すると流れを閉ざしてしまうので、ある程度「○○と理解したんだけど、合ってる?」というような感じでタイミングよく、かつイラッとさせないように聞いてみるのをお勧めします。

 

2つ目のポイントは、なるべく全体のストーリーを記憶に長く留めておくために、要約しながら聞く、ということです。
これをすることで、相手に次会った際に要約した情報を脳から取り出し、話に応用することができます。

 

 

ただ「聞く」といっても、私たちコーチはそれに命を懸けているほど大切なプロセスととらえています。
せっかく話者から発せられた1つ1つの言葉を大切に扱いたいものです。

 


2016年09月17日 05:41 |コメント|

アイディアが生まれるメカニズム

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新しくて斬新で、面白いアイディアがどんどん生まれてきたら、苦労しないのにな~、なんて思われている方多いのではないでしょうか?
特に起業を目指す方は、アイディア次第で勝負が決まる、といっても過言ではありません。
ところが実際には、いざそのテーマに沿って頭を抱えながら机に座ってじっとしていても、良いアイディアなんてなかなか浮かんでこないですよね。
 
アイディアというのは、料理の工程によく似ている、と思います。
つまりは食材の組み合わせであり、「これとこれを組み合わせてみたら、なんだかおいしい物ができるのではないだろうか?」
といった意外な発想、ふとしたひらめき、気付きが斬新なアイディアへの道を開拓していると経験から感じます。
 
個人的にもこうして毎週コラムを書いているので、ネタやアイディアを求めていつも下記の工程を踏んでいますので、今日はそれを紹介できれば、と思います。
 
1. 2種の材料買い出し
テーマに関する周辺材料と、テーマとは全くかけ離れた部分での材料の2種類を常にストックしておくために、いろんな物を見に行ったり、人に会いに行ったりして「買い出し」をします。
その際に集めた情報、気になった部分をこまめにメモしておきます。
テーマとは全くかけ離れた部分での材料に関しては、いつ、何時に何処でその情報に出会うかわからないので、スマホのメモ機能や紙とペンは持ち歩くようにしています。
 
2. 下処理
1の情報を分解します。
情報のコンポーネンツは何か、どこが原産地なのか、どういった理由でこの世にその情報が誕生したのか、ニーズはどこにあるのか、問題点は何かということが分解すると分かってきます。
こうしてバラバラにすると、素材の良さ、悪さも同時にわかるのでその時点で悪いものはばっさり削除します。
良いもので今後使う価値のあるものだけを厳選して残す作業です。

3. 寝かせる
しばらく冷蔵庫に入れて、忘れます。時間を置くことで、2に味が浸透し再度目にしたときに変化を感じたり、そこでまた新しい気づきが生まれます。
それがアイディアのスタートです。
 
4. 調理
3の寝かせた材料を自由気ままに組み合わせて、調理をスタートします。
普段ならありえないような、常識を超えた組み合わせ、ちょっと公開できないようなやり方も、後先考えずとにかく組み合わせてみます。
これが斬新さや新しさになるのです。だからアーティストやシェフになった気分で、常識を忘れて取り組んでみてください。
 
5. 盛り付け
ここが要になるのですが、お皿に盛りつけた際に現実性があるか、食べる人から見て食欲をそそる内容であるか、共感してもらえるところはあるか、という可能性を吟味します。
 

どうでしょうか?これまでのやり方にとらわれない、斬新なアイディアが生まれてきましたか?
いつかこのテーマでワークショップを開催してみたいな、と思っていますので、また日程が決まったらお知らせしますね。

2016年09月10日 05:47 |コメント|

コーチ達の会話

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コーチングを知らない方から「コーチングを受けると何がいいのですか?」と聞かれることがあります。
「人生観が変わりますよ」と言いたいくらい、何もかもがすっきりと整理される感覚と表現したいところです。
が、もう少し明確にする必要があり、一番影響があったのが会話の階層をコントロールできるようになった、ことでしょうか。

 

先日、コーチングを同じ時期に学んだ同期生との集まりがあり、コーチ間で行われた会話から感じたことがこの「会話の階層のコントロール」でした。
コーチ達ですので、全員がコーチングスキルを持ち備えており、発話する人の言葉にとても敏感に耳を傾けます。

実際にコーチ達はどのようにコントロールしているのでしょうか?

その一部を下記にまとめてみました。

 

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箱の中に出入りする

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会話というものを箱にとらえると、複数の人たちが1つの箱の空間の中にいるのですが、その会話が行われている間に意識的に箱から出入りしています。
箱の外から皆が話している様子を観察してみたり、箱の中央に座ってみたり、ドアの入り口に立ってみたり。

視点を変えることで客観的な視野を広げようとしています。

だから時々、はっとするような質問が飛び出ることがあり、その瞬間はなにを意図しているのかわからないのですが、答えていくと「なるほど、ここにつながるのか。」と後で気付く場合があります。

 

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深い部分に届く

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最初はたわいないトピックから始まるのに、なぜかいつも自分の深い部分に到達しているので余韻が残ります。
「この人たちなら安心して何でも話せるし、自分を否定されないだろう。」という前提の下で話だしますので、ある意味自分が無防備な状態です。

間違っている部分や、違和感を覚えた場合はそれを指摘されるのではなく、気付かせる質問を投げてくれます。
だからいやな気分になるのではなく、納得感のある状態で素直に自分の現状はこう見えるのか、と受け止められます。

不思議なことに、家族に話しても何も解決の糸口が見えないトピックも、コーチ達に話すと解決の方向へすぐに動き出すことができるのです。

それは深い部分までリーチできているからこそ、話しの本質をつかんでくる、ということでしょうね。

 

 

こういったことを普通にできるようになる、というのがコーチングのいいところであり、「会話の階層をコントロールする」ことではないかな、と思います。

 

さあ、あなたもコーチ達の会話に入ってみませんか?

 


2016年09月02日 14:11 |コメント|

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