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インタビュー 内容は英語に翻訳し英語ページにも載せております。

絵画教室ルカノーズ  
千人仏プロジェクト

代表 三杉レンジ さん

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圧倒的な迫力と何かのメッセージを放っている絵の集合体に出会ったのは、東京国際フォーラムでの展示でした。被災地の方が描く仏像の絵を1000枚集める、という「千人仏プロジェクト」。この偉大なプロジェクトの中心にいる人物にお話しを伺いました。
 
◆「千人仏プロジェクト」とは何でしょうか?
このプロジェクトは被災地の仮設住宅を、たくさんのアーティスト(絵画経験者)が継続的に訪問し、被災者に心の交通整理、治療法と言われる「写仏(仏を描くこと)」の手ほどきを行い、最終的に被災者の手で描かれた写仏木炭画を1000枚集め、震災を後世に伝えるシンボルとなる「現代の千人仏」を完成させ美術館で展示します。被災した方々みんなで壮大な目標を共有し、心の復興を目指す現代アートプロジェクトです。
 
■「千人仏(千体仏)」
〜京都の三十三間堂「千体千手観音立像」で知られる「千体仏」の慣わしは、古来より、飢饉や天変地異によって大きな被害を受けた時に、死者の霊を慰め、その冥福を祈るとともに、二度と天災が起こらないようにと、仏に加護を念じ、千人の法体を刻み祈ったというもので、全国各地で行われてきました。
 
 
 
◆三杉さんの経歴と千人仏プロジェクトを始めるきっかけを教えてください。
 
 美術大学を卒業した後、グラフィックデザイナー、広告代理店等で数年間働きました。
しかし、絵画に携わっていたいという気持ちから、中高の美術教員となり15年ほど都内の中高一貫校に勤務しました。
 そして、2006年頃に近所のカフェで月に1回、社会人絵画講座を趣味のようなかたちでスタートしたところ、社会人に教えるという高いハードルが面白くなり、2009年に絵画教室をスタートしました。
 
 東日本大震災より1年が経過した2012年、あるご縁で有限責任監査法人トーマツの方とお会いし、「仮設住宅の中にとじこもっている方のために心のケアとして絵画で何かできないか」という相談を受けました。
 そこで、画家としては絵を描く喜びをお伝えするのが何よりかと思い、「千人仏プロジェクト」の企画書をトーマツに送りました。
 
 
◆「仏像の顔を描くことで、被災地の方の心のケアになってもらえれば」という言葉がNHKの報道で流れていました。実際描いていくうちに、被災者の方の心の中にどんな変化がみられるのでしょうか?
 
 最初のワークショップは2012年に仮設住宅の一部で開催しました。
現地に提案した時は、まだ震災から1年しか経っていないことから、「まだ心が混乱している」「仏像を描くということが重すぎる」など賛否両論でした。しかし、実際に取り組んでみると「描いているうちに心が穏やかになった」「亡くなった主人に似てきた」など静かな気持ちになって集中する、日々のことを忘れることができる、という反応がありました。仏像の穏やかな顔をお手本に描くと、ご本人の顔も次第に穏やかな顔になるような気がします。
 現在では皆さんおしゃべりや冗談を交えながら、明るい雰囲気で楽しんで絵を描いています。
 
 僕自身はいつも教室で生徒さんに指導するときと同じ感覚で関わっていますが、違うところはテクニックを指導するというよりはコミュニケーションを楽しもう、楽しんでもらおうと努めています。前のめり気味に余計な事までしゃべって、~コミュニケーションを届ける~ことを意識しています。
 女性スタッフの中にはとても親身になり、おばあちゃんたちと意気投合して盛り上がって爆笑するシーンも見られます。
 
 
・作品を各地で展示することで、何を伝えられればと思いますか?
まずは絵を見て、そのまま感じていただければよいと思います。
 被災した人たちのみの手で描かれた1000枚の仏像の顔、 それは被災した人たちが吐き出した心の垢であり、自画像でもあり、仏像に込められた願いでもある、そういった作品のバックグラウンドを知るとさらに様々なことを感じ、考えていただけるのではないかと思っています。
 
 
・この活動が今後、どのようなことにつながればいいでしょうか?
最終目標は100年後にもこの震災の記憶を風化させないシンボルになること、という気持ちで取り組んでいます。
 
 ちなみに、この1000枚の巨大木炭画のことを「ドキュメンタリー絵画」と呼んでます。
 もちろん映画の主役に当たるのはこれを描いている被災地の方々。そして、アーティスト、美術の先生、カメラマン、デザイナー、表具師、ウェブデザイナーなどなど、僕たちは裏方ですがドキュメンタリー映画のようにあえてスタッフクレジットに名前を出してやっています。
ボランティア活動というと、無記名でやるもの、とご批判もいただきますが、参加してくれる方々が適材適所、プロの仕事として名前を出してプライドを持って関わることでここまでの完成度と継続が可能となっています。
 
特に、自分たちの技で被災地のお役に立てることが嬉しいと協会を上げて協力しくださった日本の匠たちの組織、東京表具経師内装文化協会の会長を始め、大勢の職人の方々のお力は何より大きかったと思います。
 
 
・アートを通しての社会貢献、三杉さんの作品とそれを見た方の反応からこれからも必要なんだな、ということがよく伝わってきます。今後はどのような活動をしたいですか?
 
 社会貢献という言葉になると重苦しいイメージに感じますが、もっと身近で楽しいものがアートだと思います。心を豊かにしたり、ストレスを発散したり、たくさんの方々とのコミュニケーションを与えてくれたりと、アートの専門家としてアートの可能性を深く考え、広げていく活動をしていけたらと考えています。
 
 
 
千人仏プロジェクト完成までカウントダウンが始まっています。完成の瞬間を見たい方、下記のサイトをお見逃しなく。
千人仏プロジェクト http://senninbutsu.com/
絵画教室ルカノーズ http://www.lukanose.com/
*この記事は宗教団体とは無関係です。

 
 

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