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インタビュー 内容は英語に翻訳し英語ページにも載せております。

アーティスト 小久江 峻さん

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北千住にあるアートスペース ココノカにて展示をしていた若きアーティストと出会いました。彼の優しい人柄が色や形になり、遊び心が作品に描き出されていました。そんなアーティスト、小久江さんのお話しです。

 

・小久江さんが東京藝術大学にて油絵を専攻することになった背景を教えて下さい。

両親ともにデザイン関係の仕事をしており、その影響もあり幼い頃から絵を描くことが好きで、幼稚園頃から絵画教室に通っていました。その後レゴ教室に行き電動モーターを付けた車を作るなど、かなり工学系に近いことも触れてきました。美術館に行き美術品を見て育った、というよりは「手で感じる」ことで育ったので、一番影響を受けた人物はNHKのワクワクさんでした。

 

美術予備校に通っていた頃、教えられていた写実的に空間を出す感覚が自分の感覚とぴったりくるものではありませんでした。

やがて油絵具に出会い、自由にテクスチャーや素材感を出せる所に自分の感覚がしっくりくるものを感じたため、自然な形で油絵を専攻することになりました。物を描くというより、画面の表情を作りながら描く、絵と自分が会話している感覚に近いです。

 

・音楽や空間をアートに取り込んで、一体となった作品が多く見られます。こういった影響はどこから受けるのでしょうか?

音楽に関しては、自分の頭の中で鳴っている音楽に近い音楽がなかったので、いつしか作曲をするようになりました。音楽とアートは地繋がりであり、何かを自分で作っていくことが好きです。

配色については、枚数を重ねるごとに白くなっており、それが自分の好きな色なんだと思います。描く形については「物の向こう側を描きたい」と思っているので、輪郭が段々なくなっていっています。うわべ付き合いが苦手で、芯の部分を見ている時間が自分の中で生きている実感をもたらします。形はないけど、確かに認識できる、というところに実感を得ています感情もその一部であり、それを絵の中では大切にしています。

 

絵は自由であり、生き物のような感覚です。他の作品媒体と違い、絵は1秒で見ることを止めることができる、という自由さが好きです。見る人によって自由に解釈が変わり、見る人に解釈がゆだねられる。ですから僕の絵は相手の声を聞き入れることができる絵を描くようにしています。絵には「口を持つ」だけでなく「耳を持つ」ことを意識していて、鑑賞者など外との対話を大切にしています。こちらから「何を伝えたい」ものを押し付けるのではなく、「見る人と対話する」ということです。

 

作品が出来上がってから「これが描きたかったんだな」と気付く感覚があり、絵をかいているプロセスで絵と対話しながら色を重ねていっています。日常にありふれている中で垣間見える些細な出来事、自分にとって大切な出来事などからインスピレーションを受け、描く題材となっています。良い意味で裏切られた瞬間、世の中こんなこともありえていいんだ、といったような絵にも裏切られたい一面があります。自分のイメージが固まりきって絵にする、ということではなく自分の想像を超えた絵を描けたときに、「ああ、できた」と感じます。完成が分かってしまっていたら、もう絵を描いていないかもしれません。

 

よく他人には「子供のまま成長してるね」とよく言われ、いい意味で絵も少し幼稚な部分があるかもしれませんが、それなりに年も重ねても来ていて、その時その瞬間にしか描けない絵を描く事を大切にしています。

 

・一番印象深い作品展は何でしょうか?

2016年10月のココノカでの作品展で、初めての自分の絵画だけの作品展となりました。一度自分の作品のみで勝負してみたいという欲求がありました。その中で作品をただ並べるのではなく、場所や作品の声を聞きながら自然と展示出来上がったのがよかったです。色々工夫も凝らして苦労した分、跳ね返りも多かったのでやってよかったです。

その展示を通して、最近の自分は以前よりいろんな部分を許せるようになりました。素材などこだわりもありつつ、絵と対話しながら許せる「あそび」の部分が増えたというように感じています。他の方からも作品が変わってきているね、というコメントをいただいています。人の成長と共に絵も変化し、それが面白い部分です。

 

・将来はどういった分野で活躍していきたいですか?

さらに様々な分野を見てみたいので、大学院進学も視野に入れています。絵画以外の世界からも自分の視点を掘り下げてみたいです。同じ絵でも白い壁と黒い壁で飾っているのでは違って見えますよね。それと同じで、自分自身を違う環境においてみたらどう見えるのか、ということを知りたいです。

その中で自分がどんな言葉をしゃべるのか、ということが気になります。何かを作るということに興味があるので、プロジェクトや企画をするのも好きです。遊び心がある、余白を残した企画を提案し、また自分が企画したものがどう変化していくのか、という先を見たい気持ちがあります。来年1月には無二無二という展覧会を学年全体でしますが、こういった共同で作ることで自分にはないものを取り入れることができ、それもまた楽しいです。

フットワークを軽く、柔軟に様々な視点で、物を作ることに携わっていく活動をしていきたいです。

 

・小久江さんの作品により、これからどんな影響を与えていけたらと思いますか?

様々な人達に新しい景色やアイデアを与えたいな、と思っています。普段の日常や見慣れた世界でも、視点を変えて見ればまた世界が違って映ると。そんな事を感じてほしいです。言葉に縛られると、一般的な常識に囚われてしまいますが、しがらみを取り払い、見方を変えることにより面白い側面があるということを、一緒に見てくれる人と感じたいと思っています。そういう意味で、絵の中だからこそ見える世界、というものも大切にしていきたいです。

 

http://shunogue.jimdo.com/

photo is by Jun Suzuki

 


 

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